大事な検査として私が機会あるたびに話しているものに、木材の「含水率検査」がある。木材はご存知のように水を含んでおり、含んでいる水分の量によって建物の寿命に大きな影響をに与えると言っていい、多くの木造(在来工法・ツーバイフォーを問わず)住宅を提供しているハウスメーカーは、現在では乾燥材といって木材に含まれる水分ほ(介水率)が19%以下の本材を使用している。問題は日本の特徴的な気象条件として、梅雨・台風等、雨の影響が大きいことだ。
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こうした時間に建て方工事をする場合、常に風雨にさらされる可能性が高いのはおわかりいただけるだろう。ツーバイフォーは主要な構造部材(厳密に言うと違うのですが、柱・梁など)を立ち上げたあと、外側は構造用合板で、内側は石膏ボードでふさいでしまう。だから、中に濡れたあと重要な構造部材が十分乾燥するまで侍たずに石膏ボードでふさいでしまうと、水分が壁の中に蒸発して壁の中の空気環境が悪化してしまう。では在来工法なら問題がないかというと、阪神淡路大地震以来多くの在来工法は、ツーバイフォーと同じく外側を構造用合板で、内側を石膏ボードでふさぐ工法に切り替え、ツーバイフォーとその部分に関しては大差のない工法となっている。つまり、在来工法でもまったく同じことが言えるのだ。